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2019年01月29日

おかねの教育

最近ムスコ(4歳)がモノに対しての価値を彼なりに捉えて来ているように思える。例えば、オジーが育てた家庭菜園の付加価値とか、自分で作ったおにぎりの付加価値とか、保育園の給食室で担当の方が作ってくれたビーフシチューの付加価値とか。

モノやコトに対する付加価値がムスコの言葉の端々に現れており、嬉しいなぁと思ってたのですが、ここで問題が。

ムスコ、お金に対する価値が空気のごとく軽い。お金とは財布にいつでも入っているもの、カードがあればなんでも買えると思っておられる。買って買ってが激しい。そのくせあまり物を大事にしない。

親としては出来ればお金で不自由はさせたくないけれども、こちとら旦那が故郷離れた沖縄で一生懸命に働き稼ぎ、また、私もブーヤンを通して経験やら時間やらをたっぷり使って稼いだお金なのであることが当たり前と思われたら困る。

が、「お父さんとお母さんが一生懸命働いて稼いだお金なんだよ!大事にしてよ!」って教えるのはなんかつまんないというか、物足りない。

また、お金のことを伝えるのが正解なのか、早いのか、遅いのか、ケチになったらどうしよう、お金に対して変な先入観植え付けてしまったらどうしよう。。。

と、思っていたのですが、良いきっかけがあったので少しやってみることにしました。

そのきっかけとは、ムスコが植えたレタスが収穫出来たので、私がそれを200円で買い取りました。

ムスコにはその200円を使って、クレーンゲームを2回することもできれば、カボチャの種を買って植え、それを育てて沢山収穫出来たらもっとお金が増えるよということを、旦那が絵を描きながら伝えてくれました。

おかねの教育

種代が足りなければ旦那から借入して、カボチャが売れたら返してくれたらいいよ。あと、カボチャは時間がかかるので、お金が入るまで時間がかかるよ。収穫が早いお野菜だと早くお金が入るよ。でも、種類によっては時間をかけてもカボチャのほうが沢山お金を貰えるかもしれないね。

分からなくてもまずは伝えてみようということで、いろいろいろいろいろいろ話した結果、ムスコが描いた図がこちら。

おかねの教育

200円で種を買ってお野菜を育てて、収穫して売ってお金を増やす。オレはお母さんとお父さんとおともだちが喜ぶと嬉しいからみんなが喜ぶものをいーっぱい買う。とのこと。

ムスコがお金の流れで最後に書いた絵は人が円になって手を繋いでいるものでした。


何!!

母ちゃんちょっと感動なんですけど!!


ほんと、お金ってそんな風に巡り巡ってみんなを幸せに出来るツールであるといいね。ムスコよ天晴れな思考だよ。素晴らしい(親バカ)


そして、あーだこーだ話した次の日、ムスコは以前から貯めていたお金200円と葉野菜の売上200円を入れた財布を持ってスーパーに。

100円はガチャガチャをして、もう100円は妹にガチャガチャをさせるためにあげて(結局ガチャガチャやるんかい)200円は種代を残していました。さてさて、彼の200円がどう化けるか楽しみです。

おかねの教育


追記

ちなみに、ムスコとオジーがトマトも育てており、ムスコが毎朝収穫しているのですが、こちらは美味しくないので買い取りません。工夫して美味しいものが出来たら買うね。って鬼母かしら?いや、農家的子育てということでヨシとしたいと思います。

おかねの教育






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