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2019年07月13日

ワーカラヤーのワーカーズトーク

ハイタイ!喜納農場のしのブーです。先日、地元の小学校のワーカーズトークという授業中の一貫に、ワーカーズトーカー(お仕事の話をする人)として参加してきました。

ワーカラヤーのワーカーズトーク

6人1チームとなり、子どもたちにインタビューしてもらいながらお仕事のことを記事にしてもらうワークなのですが、これがとても面白い!!!

養豚農家の私に対する質問は、「豚くさくないの?」「育てた豚をころすってこと?」「悲しくないの?」という質問からスタートでした。

それについて、「農場はみんなに取って臭い場所かもしれない。でも、ウンチが臭いのは食べてるものや体調などがあるので、良いご飯をあげて腸内環境を整えて、ストレスを与えない育て方をすることで「臭い軽減」や「環境」に対する取り組みをしているよ。」

「育てた豚をころすことを"とさつ"というのだけど、それをしていい場所が決まっていてそこ以外でとさつすると法律違反になるんだよ。そこでもたくさんの人がみんなの食べる豚肉のために働いているよ。」

「悲しいという感覚は私にはないよ。それより感謝の気持ちが大きいよ。大事に健康に育てて、みんなに安心で安全な豚肉を食べてもらうことが私の役目だと思ってるよ。お肉はタンパク質って言って、体に必要な栄養素がたっぷり入っているんだよ。人間はタンパク質を食事から取らないと元気な体を作ることが出来ないんだよ」

と、私なりに説明していくと、みんな養豚のイメージが変わったようで、「そうなんだー。なんだか食べたくなってきたなぁ。昨日の夕飯お肉残しちゃった、ちゃんと食べれば良かった」などなど養豚に対する意識が変わるとともに、それを自分の生活に落とし込んで考えてくれたりしてました。

そして、6人のインタビュアーが書いてくれた記事がこちら!

ワーカラヤーのワーカーズトーク

すごく綺麗にまとめてくれました。そして、反応薄かったな、興味わかなかったかな?と思っていた子が1番細かい記事を書いてくれたりしてびっくり!子供って秘めててもみてるんだなぁと思ったりして。

ワーカラヤーのワーカーズトーク


私自身、まだ、養豚とか仕事の意義とか偉そうに語れるような芯やそれを言葉にすることができなくて、今回参加するのを悩んだのですが、子どもたちから答えをたくさんもらえた気がします。素晴らしい機会に参加出来て嬉しく思います。今後も定期的に参加させて頂く予定です。

それにしても小学生男子6人、可愛かったなぁ。みんな個性がありつつもお互いを否定せずサポートしあいながら一つの作業を仕上げていました。その様子を見てウルウルきたおばちゃんでした。また、子どもたちに会えるのが楽しみです(^^)

追記
趣味はなんですか?という質問に「漫画!」と答えた後から一気に仲良くなった。おばちゃんになっても漫画読んでてよかったw



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Posted by しのブー at 17:58│Comments(0)しのブー日記
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